社団法人 日本学生陸上競技連合 沿革 |
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わが国の学生制度が始まった1872年から4年後の1876年、当時の札幌農学校で米国から招聘されたW.S.クラーク教師によって学生への陸上競技伝授を皮切りに1878年5月、札幌で第1回競技会が催されたことから始まりとされている。
東京では1883年当時の大学南校教授のF.W.ストレンジが指導して大学陸上競技会が行われた。 1912年、学制も変わり東京高等師範学校嘉納治五郎校長の提唱で大日本体育協会が創立、ストックホルム・オリンピックに東京帝大の三島弥彦と東京高師の金栗四三が参加した。
その後1919年、関東の各大学を中心とした全国学生陸上競技連合が組織された。 一方1921年、関西の大学が大学専門学校陸上競技連盟を組織し、ともに活動が始まった。
1927年、東西の両組織が協議し、一本化することを決議、1928年5月、当時の明治神宮競技場において日本学生陸上競技連合の発足式があげられ、同時に第1回日本学生陸上競技対校選手権大会が催され今日に至っている。
併せて1928年、パリで開催の第2回国際陸上競技大会に初出場、国際学生スポーツ界へ進出することになった。
今日まで、天皇賜盃日本学生陸上競技選手権大会(日本インカレと通称)をはじめ、全日本大学駅伝対校選手権男女、全日本大学選抜駅伝競走男女の各大会等を主催してきている。 また国際大学スポーツ連盟(FISU)のユニバーシアードに2年毎に参加してきている。
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社団法人 日本学生陸上競技連合 |
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